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コーナーストーン投資ってどうやるの?

そもそも日本には、「コーナーストーン制度」と呼ばれるものはなく、現行制度のスキームを活用することで、「IPO時に、特定の機関投資家に、特定の配分を行う」ことを可能にしています。 日本においてコーナーストーン投資を行う場合、実は2つのスキームが考えらます。 1つは「親引け」で、もう1つは「並行第三者割当」です。 1. 親引け ・概要:IPOでの販売分から、発行体が指定する投資家に、その一部を割当すること ・ロックアップ期間:180日 2. 並行第三者割当 ・概要:IPOにおける引受けのタイミングにおいて、同時並行で、第三者割当増資を行うこと(IPOとは別ポーションとなる) ・ロックアップ期間:1年 ※法的な留意事項については、弁護士にお問い合わせください。

コーナーストーン投資家はなぜ株価が高くなるのか?

これは先に触れたメリットの裏返しにもなりますが、コーナーストーン投資家が入ることで株価の公正性を訴求することができる一方で、 コーナーストーン投資家による評価額が実態よりも高い場合、一般投資家は株式を高値で購入することとなり、将来的に株価が実態に近づいた場合に損失を被る可能性がある と言えます。 以下の記事では、香港市場においてコーナーストーン投資家として国有企業に多くの株式を割り当てたものの、その評価額が機関投資家のものより高く、結果として、株価が実態よりも高くなるというケースが発生しているようです。

コーナーストーン投資家とアンカー投資家の違いは何ですか?

コーナーストーン投資家は、比較的長期の保有が期待される安定的な投資家であり、上場する企業はコーナーストーン投資家に上場する際に売り出す株式の一定量を優先的に配分するということです。 これらのことから、上述2.の上場時に株式を購入するまでのフローにおける、①目論見書の確認の前のフェーズでコーナーストーン投資家が出てくるということがわかりました。 また、国や証券取引所によりますが、 コーナーストーン投資家が認められるには基本的には以下の条件を満たす必要 があります。 次に、 アンカー投資家の定義 を見ていきます。 Cornerstone investors should also be distinguished from ‘anchor investors’.

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